【実施報告】第122回マッセ・セミナー(令和6年10月2日)について

更新日:2025年06月02日

お笑い芸人に学ぶ!豊かな人間関係を築くためのコミュニケーション術

自治体職員は、すべての住民に公平で適切な行政サービスを提供し、また、不特定多数の住民の個別具体的な要望にも適正に対応しなければなりません。そのためには、業務に必要な知識だけでなく、マナーや高度なコミュニケーションスキルが求められます。一方、組織内においても、職員同士が積極的にコミュニケーションをとり、良好な人間関係を築き意思の疎通を図ることは、組織全体の生産性を向上させることにもつながります。

そこで、第122回マッセ・セミナーでは、放送作家・漫才作家の村瀬 健 様をお招きし、コミュニケーションの取り方や会話・対話の仕方、人間関係の構築やヒアリング力、伝え方など、コミュニケーションミスやトラブルを防ぎ、住民に信頼される職員・組織となるためのスキルについて、芸能界での事例も交えてお話しいただきました。

第122回マッセ・セミナーのようす

セミナーのようす

講演では、2つのコミュニケーション能力「社交性」と「会話」について、演習を行いながら説明をいただきました。

1.社交性

最も取り組みやすい社交性のコミュニケーションは「あいさつ」であることと、その重要性や人に与える印象について説明をいただきました。

【あいさつの4つのポイント】
  1. 笑顔を浮かべて、あいさつをする。
  2. 相手の目を見て、あいさつをする。
  3. 相手の名前を呼んで、あいさつをする。
  4. あらゆる人に、自分からあいさつをする。
     

2.会話
洞察力を高め、相手の立場と気持ちに焦点をあてて会話をすることや、人の話をきちんと聞くことの重要性について説明をいただきました。

第122回マッセ・セミナーのようす

演習のようす

また、きちんと話を聞いていることが相手に伝わる聞き方のテクニックやポイントについても説明をいただき、話の聞き方の違いによって相手へどのような印象を与えるのか、演習を通して体験しました。

受講生のアンケートでは、「笑いが多くとても楽しかったです。明日からできること即実践したいと思います」、「2時間があっという間に感じるほど、話に聞き入りました」、「今後間違いなく役立つであろう内容でした。職場でもフィードバックしてよい職場環境、人間関係を築ければと思います」など、嬉しいお言葉が多く大変好評でした。