令和6年度研究成果報告会「地方自治体のリスクマネジメントの新たな視点」を開催しました!


開催日時:令和7年3月19日(水曜日)14:00~17:00
開催場所:マッセOSAKA 大ホール(大阪市中央区大手前3-1-43 大阪府新別館南館5F)
開催概要
本研究会は、令和6年6月にスタートし、奈良県立大学地域創造学部 准教授 米岡 秀眞 氏の指導のもと、不正行為発生のメカニズムを踏まえつつ、新たな視点からのリスクマネジメント策について、先進的取組事例へのインタビューや現地視察等を行いながら、研究を進めてきました。
この度、その研究成果報告会を令和7年3月19日(水曜日)にマッセOSAKA大ホールにて開催いたしましたので、ご報告をさせていただきます。
中原氏ご講演の様子
第1部では、基調講演として立命館大学経営学部准教授 中原 翔 氏をお招きし、「組織で不正が起こるワケ」と題して、「個人、組織、制度」という分析次元でどのように不正発生のメカニズムを考えればよいのかを事例等も用いつつ、ご講演をいただきました。
第2部では、研究員より本研究の成果報告を行いました。
初めに、この研究会は、リスクマネジメントに関する新たな視点を提示することを目的とし研究を進めてきたことを説明し、先進事例へのヒアリング等を通じた考察や分析等から重要となる「4つの要素」を導き出し、報告をいたしました。
また、成果報告の最後にまとめとして、今後に向けた取組みについて、提言を行いました。
研究成果報告の様子
「4つの要素」
1.内部統制
2.組織風土
3.業務改善
4.職員満足度
パネルディスカッションの様子
第3部では、基調講演にご登壇いただいた中原氏と研究員2名をパネリスト、指導助言者の米岡氏をコーディネーターにパネルディスカッションを行いました。
最後に、本研究の成果物となる成果報告書の発刊に向けて、研究員一同取り組んでいる最中でございます。
発刊した報告書は、マッセOSAKAのホームページ内に掲載(マッセOSAKAでも配架)いたしますので、ぜひご一読ください。
更新日:2025年03月24日