「サマージャンボ宝くじ」と大阪府市町村振興協会

宝くじはもともと、都道府県と政令指定都市が発売権を持ち、公共事業等の費用に役立ててきました。

しかし、市町村も宝くじの収益金をまちづくりに活用したい、との強い希望があり、 「市町村振興宝くじ(通称:サマージャンボ宝くじ)」が都道府県を通じて年1回発売されるようになりました。

「大阪府市町村振興協会」は、そのサマージャンボ宝くじの収益金を活用し、 府内市町村の振興発展を図るための諸事業を行うことを目的として、昭和54年に設立されました。

設立以来、府内市町村(政令指定都市を除く)が行う公共施設の整備や災害時の緊急対策のための資金融資をはじめ、 市町村防災情報システムや総合行政ネットワークの整備といった市町村の振興を目的とした事業に対する助成を実施するなど、 府内市町村の振興発展に寄与するとともに、「おおさか市町村職員研修研究センター(愛称:マッセOSAKA)」を立ち上げ、 府内市町村職員の研修や行政を取り巻く諸課題についての研究活動を積極的に行っています。

サマージャンボ宝くじの収益金(総発売額の約40%)は、市町村数、人口及び販売実績額の割合に基づき各都道府県に配分された後、 各都道府県市町村振興協会に対して同額を交付金として配分することとなっています。

本協会では、配分された交付金を原資として基金を設置し、その積み立て金の運用により前述のような様々な事業を展開しています。

なお、平成17年度からは、府内市町村を取り巻く厳しい財政状況を考慮し、サマージャンボ宝くじ交付金の一部を 「市町村交付金」として市町村に交付しています。

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